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渋谷を、もっと 世界のブランドに!

一般社団法人 渋谷未来デザイン
理事兼事務局次長

長田新子

Players File

What is 
“Players File” ?

たくさんの人や企業が集まり、さまざまなカルチャーが発信される街、渋谷。その可能性をもっとひろげていくために生まれたのが一般社団法人 渋谷未来デザインです。「THINK→ACTION」をキーワードに、行政や企業、住んでいる人や訪れる人など、いろいろなパートナーと一緒に新しい事業や文化を創りだしています。アダストリアがコラボレーションした渋谷区公認スーベニア事業「SHIBUKURO」プロジェクトも、その活動のひとつ。そこで今回は、理事兼事務局次長である長田新子さんからお話を伺いました。

渋谷の人と、企業と、
未来を考え、動かしていく。

渋谷未来デザインは、企業や学校、人など、参加してくれるたくさんのパートナーと一緒に、新しい事業や文化を生みだしていく組織です。「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」というソーシャルデザインをテーマにした都市型イベントや、5Gの技術を使って渋谷の魅力を高める「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」は、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。他にも、「SHIBUKURO」という環境問題や地域課題と向き合うきっかけにもなるバッグの開発、ストリートスポーツの振興とマナー啓蒙を目指す「NEXT GENERATIONS」の立ち上げなど、たくさんのプロジェクトを進めています。渋谷って、すごくユニークな場所ですよね。みんながこの街に集まってくるし、この街を愛している。海外から来てまず「渋谷に行きたい!」という人も多く、世界に通用するブランドだと思っています。渋谷区長もよく「ロンドン、パリ、ニューヨーク、渋谷」と並んで呼ばれる街にしたいと話していますしね。渋谷に住むこと、働くこと、遊ぶこと……その体験がブランドになれるよう、もっともっと追求していくことが私たちの使命でもあるんです。

完成までのストーリーも、
ひとつの価値になっていく。

何かをつくるときや発信するときに大切なのは、「商品に込められた想いは何か」「使うことで何が起きるか」までしっかりと表現すること。アダストリアが今回参加した「渋谷区公認お土産」も、正にそうですね。以前から、“渋谷は何でも手に入る場所なのに、渋谷らしいお土産は少ない”という課題は渋谷区も私たちも感じていました。そこで、渋谷の観光資源を活用し、収益の一部が街に還元されるお土産をつくろうと計画を立ち上げたんです。アダストリアと一緒に作った商品に使用しているイラストは、渋谷区立宮下公園が改修工事中だったときの仮囲いに描かれていた作品で、SNSでも話題になったんですよ。これを手にした人が、「このイラストってこういう背景があるんだって」「買うことで街に貢献できるんだよ」と、誰かにこの商品が生まれたストーリーを伝えたり、それを知って何かを考えるきっかけになってくれたりすればと思います。

自分事として本気になる。
それが、“次”のきっかけに。

渋谷未来デザインには、日々たくさんの声が集まってきます。「自分たちの持っている技術を使って何か貢献できないか」「こういうことがやりたいが、どうすれば実現できるだろう」……そういうとき、まず私は話を聞くことを大切にしています。ただ聞くだけではなく、相手が何を求めているかを理解するまでしっかりと。そして、話を聞いたら可能な限り動く。実際に何かをやってみるのはもちろん、意見を伝える、適任な人を紹介するでもいいと思うんです。その際に忘れてはいけないのが、自分事として考えること。他人事ではなく、真剣に、本気で。そうすると「この人はちゃんとアクションをしてくれる人だ」と信頼され、「次はこんなことがやりたいんだけど」「知り合いを紹介してもいいかな」と、次のアクションが生まれ、「じゃあ僕も手伝うよ」「何か助けになれることはない?」と、一緒にやってくれる仲間も増えていくんです。

ファッションは、
無意識を表現してくれる。

明るい色の服を着たり、賑やかな場所に行ったりすると、モチベーションがあがりますよね。何を着るかとか、どこに行くかって、ぜんぶ自分で選んだ結果じゃないですか。何気なく選んでいるようで、実はそのときの自分の気持ちがしっかりとあらわれているんですよ。疲れているときに元気な色の服を着たくなるのは、きっと自分を奮い立たせたいから。今日この服を選んだのは、みんなに「こう見られたい」という意識がどこかにあったから。落ち込んでいても、その日選んだものが自分を励ましてくれたり、「その服すごくかわいいですね」と誰かに言われて嬉しくなったり……思っている以上に気持ちと連鎖しているものなんだと気づいたんです。ファッションは、自分の内面を表現するもの。そして、表現することでそれがまた内面にかえってくるもの。それが私の「Play fashion!」ですね。


「アダストリア×渋谷区公認オミヤゲ」の詳細はこちら

長田新子

(おさだ しんこ)

AT&T、ノキアにて、情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、その後独立。現在は2018年4月に設立された一般社団法人 渋谷未来デザインの理事兼事務局次長。

渋谷未来デザイン:https://fds.or.jp/