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体験・体感が、 ファッションブランドの要になる。

株式会社アダストリア
niko and ... / 営業部長

村上 亮

A-People

What is 
“A-People” ?

「A-People」は、アダストリアのコーポーレートスローガンである「Play fashion!」という言葉をベースに、メンバーがファッションや仕事とどう向き合っているかについて取材を進めていくコーナーです。今回登場するのは「niko and ...」の営業部長、村上亮さん。2019年12月にOPENした初の上海出店について、ブランドの未来についてなど、さまざまなお話を聞いてきました。

体験・体感をコンセプトにした、
新しい店舗のスタイル。

「niko and ...」は、かなり幅広いジャンルのアイテムを扱っているブランドです。洋服、インテリア、アウトドア、文具、雑貨...と、いろいろなアイテムをトータルで提案。さらに、2019年12月にオープンしたグローバル旗艦店「niko and ... SHANGHAI」では、本格的な「食」の提案もスタートしています。3階建ての大型店舗で、1階はウィメンズアパレルやカフェ、2階はメンズアパレルや生活雑貨や家具、そして3階はフロア全体がフードコートスタイルのレストラン。国内でも、名古屋にある「mozoワンダーシティ店」のような大型店舗ではカフェメニューを提供していますが、上海ではステーキ、パスタ、ピザ、バーなど、本格的な食のスタイルを提案。他にも、定期的にイベントを開催したり、日本のスタイルを紹介したりと、「この場所に来なければ体験できない特別な時間」を提供する場づくりをしています。

ファッションが変わっていく。
だから、ブランドも変えていく。

僕がこの業界で働き始めたのは10年以上前。その間に、ファッションはどんどん変化していきました。当時は、世の中にカリスマ的アイドルや歌手の存在があって、みんながその人のファッションを真似していたんですよ。でも今は、「みんなと合わせる」よりも、自分がいちばん好きなものを選び、「自分らしさ」を自由に表現している人が多いと感じます。それから、服の購入方法もずいぶん変わりましたよね。今は、わざわざお店に行かなくても服や雑貨が買える時代。だからこそ、実際の店舗では「体験」や「体感」を届けることまで大切にしたいんです。上海出店の話からもわかるように、「niko and ...」は、国内外問わずこれからどんどん変化していきます。きっと、お店に足を運ぶたび、新しい変化をお届けできるようになると思いますよ。

ビジュアルに込めた、
「niko and ...」の新しい指針。

「niko and ...」の世界観は、ちょっと不思議で、ユニーク。そんなブランドイメージを、シーズンにあわせて表現してくれているのがアートディレクターの森本千絵さんです。ブランドアンバサダーを務めてくれている菅田将暉さんと小松菜奈さん。そして、美術やカメラ、照明、デザイナー、コピーライター……毎回、たくさんの人たちがチームを組んでビジュアルをつくってくれています。2020年春のテーマは「進化」。今までの雰囲気ともちょっと違って、でもちゃんと「niko and ...」でもある。ブランドが変わろうとしている想いを、しっかりと表現してくれて、完成イメージを見たときはとても驚きましたね。いつも僕らの期待を飛び越えたものをつくってくれるんです。これなら、たくさんの人たちに、“「niko and ...」がこれからやりたいこと”が伝わると思います。

「変わりたい」という期待を、
ファッションが叶えてくれる。

服装は、普段から今日みたいなシンプルな感じが多いですね。昔からストリート系ファッションがすごく好きで。古着を組み合わせることも結構あります。でも、全身を古着でそろえると、それはそれでスタイル全体がぼやけてしまう……だから僕は、新しいものと古いものをほどよくミックスして着るようにしています。このシャツは最近買ったばかりで、今日初めて着てみました。 服を着ることって、髪を切ったり、ネイルをしたりするのと似ているかもしれないですね。服をおろしたとき、髪を切ったとき、ネイルを新しくしたとき……そういうときって、ちょっとテンションが上がりますよね。ファッションは、「気分を変えたい」という気持ちを叶えてくれるもの。それも、「Play fashion!」のひとつなのかなと思います。